健康まめ豆講座 花粉症編

花粉症のメカニズム

(1)私たちの体は、花粉という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、
  それを受け入れるかどうか考えます。
             ↓
(2)排除すると判断した場合。
             ↓
(3)体はこれと反応する物質を作る仕組みを持っています。

    この物質を「IgE抗体」と呼び
             ↓
(4)抗体ができた後
             ↓
(5)再び花粉が体内に入ると、鼻の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合し、
             ↓
(6)その結果、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉をできる限り
  体外に放り出そうとします。
             ↓
そのため、「くしゃみで吹き飛ばす」「鼻水で洗い流す」「鼻づまりで中に入らないように
防御する」などの症状がでてくるのです。

症状を軽くしよう!
                                        
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・涙目・・・。
つらい季節を少しでも快適に乗り切るためには、       
飛散時期に応じた早めの対処が必要です。

セルフケアのポイント

なるべく花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意が必要です。
油断は大敵。症状を軽くするために、がんばりましょう!

@花粉症情報をチェックする(テレビやインターネットで気象情報や花粉情報を調べる)
Aドア、窓を閉める(こまめに花粉の侵入を防ぐことも大事なポイント)
B外出したら洗顔やうがいを(体についた花粉はきちんと洗い流し、毎日の習慣として心がけよう)
C洗濯物、布団にも注意を(花粉が付着し、寝ている間の症状悪化につながるため花粉をよく落とす)
D掃除はこまめに(きれいな室内はダニアレルギー対策にも)
E外出時は完全防備(メガネ、マスクなどを身につけ、洋服もツルツルした素材を選ぶ)
F玄関でシャットアウト(衣類、ペットなどに付着した花粉は玄関で落とす)

食生活の見直しと改善

花粉症患者が増加した要因として、食生活や住環境が変化したことも大きいといわれています。
タバコ、アルコール、高タンパクな肉中心の食事、偏食は症状を悪化させる要因になります。
栄養バランスのとれた食生活をこころがけましょう!

次回のまめ豆講座は”水泳と健康”です!




もはや国民病ともいわれる花粉症ですが、きちんとセルフケアもすれば
症状を緩和させることができます。積極的に自分でできることに取り組み、
つらいシーズンを乗り切りましょう!

それでもつらい症状になやんでしまうようなら、気分転換してみては??
いしきを他のなにかに向けることで、少しは開放されますよ(^O^)/
サルビアパークでは、気軽にワンコインでできる各教室を開催しています。
”ちょっと寄り道”気分でリフレッシュしましょう!

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 花粉症を引き起こす主な花粉に
スギが有名ですが、毎年2月頃から
飛び始めもうピークを迎えている頃
ではないでしょうか・・マスク姿が
目立ちます。5月にはヒノキの花粉が
飛び始めるので早めの対策で
快適な生活を送りましょう。