健康まめ豆講座 献  血

              今月の健康豆まめ講座は、いつもとちょっと違った“健康”について特集したいと思います。

              5月、ミャンマーでサイクロン、中国大地震、先月は岩手宮城内陸地震と大規模な災害で
              沢山の尊い命が奪われ、未だ不安な生活をされている被災者がいらっしゃいます。

              また、それに伴って食料の不足や感染症などで苦しまれているというのが現状です。
              そこで、今“自分にできること”として、
              サルビアパークでも先日行われた献血について少しご紹介したいと思います。

              必ず、『誰でも』が『誰か』のお役に立てると、そう私は思います。


***********  献 血 と は  *********

              病気やケガなどで輸血を必要としている患者さんの尊い生命を救うため「日本赤十字社」で
              16歳から69歳までの健康な方を対象に行われている採血のことです。

<献血の種類>

 成分献血:成分採血装置を使用して血小板や血漿(けっしょう)といった
特定の成分だけを採血し体内で回復に時間のかかる赤血球は
再び体内に戻すという方法です。

 成分献血は身体への負担も軽く、多くの血小板や血漿を
献血できるというのが特徴です。

 200mL/400mL献血:血液中の全ての成分を献血します


<献血条件>

 健康な方ならば、献血による身体への影響はほとんどありません。
しかし、その日の体調により献血することで健康を損ねる場合もあります。
そのため、献血者の健康を守るために様々な基準が設けられています。

 また、献血される方、輸血される方の安全のため、ある条件に当てはまる方は
献血できなくなっています。(特定の病気にかかったことのある方・服薬、妊娠中、など)

<献血場所>

 献血は主に、献血ルーム・献血バス・血液センターで受け付けています。
 (県内以下参考までに)
福岡県赤十字血液センター(筑紫野市)
福岡県北九州赤十字血液センター(八幡西区)
献血ルーム北天神(福岡天神)
献血ルームハッピークロスイムズ(福岡天神:イムズ8F)
献血ルームキャナルシティ(博多区住吉:キャナルシティビジネスセンタービル1F)
献血ルーム魚町銀天街(小倉北区)


<献血方法>

 献血申込書の記入をし、健康状態を把握するために問診票の記入をします。

 次に医師による問診、血圧測定、貧血の心配がないか血液比重、ヘモグロビン量の
測定と血液型の判定を行います。

成分献血の場合は血小板数の測定も行います。
 

<献  血>
 採血ベッドに横になり献血です。採血にかかる時間は
200・400mLで10〜15分程度。

成分献血は採血量に応じて40〜90分程度時間がかかります。

<献 血 後>
 献血後にはドリンクなどがそろう休憩場所で十分に水分をとり、しっかり休憩をします。
ごく稀に急な血圧の変化により貧血状態になることがあるので

トイレに行く場合はできるだけ休憩をとってから行くようにしましょう。

<献血カード>
 献血カード(献血手帳)をもらいます。
献血カードには次回献血可能日が記入されているので
それを参考にまたご協力ください。

*以上、献血について「日本赤十字社」の資料よりご紹介させて頂きました

【ホームページ】http://www.jrc.or.jp/

*献血と同時に骨髄バンクにドナー登録することもできますので、合わせてご協力頂ければ幸いです。


コラム

                      じめじめした梅雨明けも間近。そう!暑い夏の到来です!!

                     そして子供たちの待ちにまった夏休みにも突入です!!!
                    今年の夏もまた猛暑になってしまうのでしょうか???
                    凍える寒い冬より、だんぜん夏の方が好きな私です(ノ∀`*)
                    でも・・・年々夏バテするようになりました。。。とほほ

                     夏といえば、年々紫外線量が増してきているので、
                    みなさま日焼けには十分ご注意を。昔、夏に日に焼けると風邪ひかないと言いましたが、
                    それは間違った解釈のようです。
                    また、近年では温暖化の影響でオゾン層の破壊が進み、
                    紫外線による皮膚への影響が危惧されています。
                    それに・・・美容に良くないですから・・・しみにシワが・・
                    日傘をさす、長袖を着る、自分に合った日焼け止めを塗るなどの
                    紫外線対策を積極的に行いましょう!

                     また、たくさんの汗をかく季節でもある夏。
                    汗をかくことにより、体内の水分が減るのはもちろんのこと、
                    塩分までも消費してしまいます。また、水分を補給せずにいると
                    脱水症状をまねいてしまいます。
                    炎天下では熱射病、熱中症とさまざまな危険も潜んでいますので、
                    こまめに水分の補給をするよう心がけましょうね!

                     でも、水分補給といって、アイスやカキ氷ばかり食べていると
                     ぶくぶく太ってしまうのでご注意を(`・ω・´)